その① 光熱費を削減できる
2019年現在電力自由化で各電気会社が電気料金の値上げを行っていますが、太陽光発電で発電した電気を使うことによって、夏のエアコン、冬のヒーターなどの需要のある時期には削減できます。
更に、自家消費型の太陽光発電システムにも注目が集まっており、こちらの方法を活用することによって
光熱費を抑えることが可能ですし、法人の場合はデマンドと呼ばれる電気代を決める際の基準価格を抑えられます。
その② 売電(電気を売ってお金に換える)できる
メリットの一つとして「電気料金を削減できる」ことを説明しましたが、太陽光発電で発電した電力は家庭で
使用されますが、使用されずに余った電力は各電気会社に売電することができます。
ちなみに、自家消費型にしたい場合は、逆潮流といって電力会社へ送電せずに家庭内で全て消費することもできます。
その③ 災害時や台風時の停電などでも使える
太陽光発電は停電などで電力が供給されなくなった際、自立運転に切り替えることで、生活に必要な電化製品の電力を
まかなうことができます。
そのため停電しても明かりを灯すことができるだけでなく、 テレビや冷蔵庫など生活や情報収集に必要な家電を
連続使用できるのです。
他にも、体や食品を温める電気ポットなどの使用も可能なので、季節ごとの対応もしやすくなります。
もちろん携帯電話など小型電子機器の充電もできるので、大切な人の安否確認も取りやすくなりますよね。
このように、いざという時に太陽光発電で電力が維持できることはメリットとなります。
その① 発電量は日射量に左右される
太陽光発電とは、太陽光によって電気を起こすものですから、まず太陽光の日射量が最も重要な要素になります。
たとえば、夏の北極圏では一日中陽が沈まないと言われていますから、太陽光発電には最も適した環境と言えるかも
しれません。
しかし、北極圏では冬になると一日中夜が続くそうですから、年間を通してみるとあまり変わらないと言えるでしょう。
それどころか、経緯の高い北極圏は、赤道付近に比べて日射量が少なくなりますから、実際にはあまり効率の
よくない地域になります。赤道に近く、年間を通して気温の高い地域は、それだけ太陽からの日射量が多く、
発電量も多くなると言えます。
ですから、太陽光発電は年間を通して一定量の発電は期待できないということが挙げられます。